おいしいものを食べたときの、あの幸せな気持ち。それは、心にもからだにも栄養を届けてくれる、ウェルビーイングそのものです。
桜十字グループでは、医療や介護にとどまらず、人生のあらゆる場面で「生きるを満たす。」価値をお届けしたいと考えています。その一つのかたちが、メディメッセ桜十字内にある「マルタスジェラート」。そこで手づくりジェラートを提供する本堀裕子シェフが、今年、熊本県で初めてとなる「ジェラートマエストロ」の資格を取得しました。
全国でも80名ほど。超難関のジェラート職人資格!
「ジェラートマエストロ」は、日本ジェラート協会(HPはこちら)が認定する高度な職人資格。全国でも取得者はわずか80名程度、九州では本堀シェフを含めて2名だけという、非常に専門性の高い称号です。厳しい筆記試験や衛生管理の知識、素材への理解など多くのハードルを乗り越え、本堀シェフは見事に合格。熊本から、全国に誇れる“ジェラートの匠”が誕生しました。
本堀裕子シェフが語る、資格取得の裏側
本堀裕子シェフにジェラートマエストロの資格取得にあたっての、想いや今後の目標を伺いました。
ー資格取得の先にあった「ある目標」
本堀シェフがこの資格を目指した理由は、「ジェラートマエストロコンテスト」への出場権を得るため。コンテストは日本一のジェラート職人を決める舞台で、2年に1度開催され、マエストロ資格を持つ者だけが出場を許されます。
「ずっと挑戦してみたかったんです。まずは協会に入り、ようやく受験資格を得られました。そこからコツコツ準備して…今年、ついに受験できました」

ー仕事の合間に勉強。1ヶ月前から本格始動!
「日中は通常業務があるので、試験勉強は夜や休憩時間に。1ヶ月前からは集中してテキストを読み込みました」
筆記試験は、製造技術の基礎知識のほか、食品衛生・アレルゲン・素材の性質など多岐にわたります。
「試験勉強を通して、これまで実務で身につけてきた知識が“正しかったんだ”と自信が持てたのも嬉しかったです」
ー合格=ゴールじゃない。「マエストロとして、感動を届けたい」
「資格を取って終わりではなくて、“マエストロ”と名乗るからには、ジェラートでお客様に感動を届けたいと思っています」
素材へのこだわり、ショーケースの色彩、口どけのなめらかさ。そのすべてに“職人の哲学”が宿ります。
「安心・安全は当たり前。その上で“また食べたい”と感じてもらえるようなジェラートを作っていきたいですね」

ー次なる夢は「イタリアへ行くこと」
「本場イタリアのジェラート文化を、現地で体験してみたいんです」
日本での技術をさらに深めるには、“源流に触れる”ことも重要。「本番の味を体感することが、次のステップになると思う」と語る本堀シェフ。いつかその夢が叶う日も近いかもしれません。

ウェルビーイングとは、健康であるだけでなく、心が動き、豊かさを感じられること。本堀シェフのように、自らの専門性を磨き続け、食を通して人の心を動かそうとする姿勢こそ、桜十字グループが目指すウェルビーイングのかたちです。
マルタスジェラートでは、定番の受賞フレーバーから、季節限定の創作ジェラートまで、常に“心を満たすひと口”をご用意しています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。きっと、あなたのウェルビーイングに出会えるはずです。
▼マルタスジェラートのInstagramでも本堀シェフを紹介しています。気になるジェラートフレーバーは下記アカウントでチェックしてみてください。(@marutus_gelato)