桜十字グループは今年、株式会社PRTIMESが提唱している「April Dream」に参加いたしました。
(April Dreamの詳細はこちら※外部ページへ飛びます)
取り組みの一つとして、4月1日に「桜十字の夢」を表現したプレスリリースを発信。「桜十字グループの夢」を考えるにあたって、行ったのが「WBFアイデアコンテスト」になります。桜十字グループスタッフに「あなたが考える桜十字グループの夢は?」というテーマでアイデアを募り、応募総数は約100件にのぼりました。
今回はたくさんの応募の中から「国民の文化的健康に繋がる劇場を創生したい」というアイデアでWBF賞を受賞した、予防医療事業部の河野めぐみさんに、応募したアイデアへの想いや背景などをインタビューしました!

予防医療事業部
臨床検査技師 公認心理師
河野めぐみさん
2014年に入社。救急医療の経験を積んだ後、予防医療へ移動し新規クリニックの立ち上げの他、拠点間の連携や他部署の調整にも注力し、円滑な医療提供体制の実現を支えている。
思わず声が出た、受賞の知らせ
選ばれたと知ったときは本当に驚きました。本格的な企画書をマストにしない募集の仕方や「あなたの夢は何ですか?」という問いかけ方、そして実現できるかを問わない視点が素敵だなと思い、自分の考えていることを自然に伝えてみようと思いました。企画を練っている段階で、これがプレスリリース配信されたら…ということも考えました。配信記事から桜十字がどのようなイメージを持たれるのかは重要だし、ミニマムな夢だと印象が小さくなってしまうと思いました。そこで、桜十字が社会的健康を大切にしながら予防医療に関して広く取り組んでいることを伝えることができれば、未来の桜十字に繋がるのではと考えました。(実は今回企画を2つ応募していて。笑)
私の企画を見てくださった審査員の皆さんに感謝しています。ありがとうございます。
《実際に配信されたプレスリリースはこちら》※外部ページへ飛びます
【桜十字の“生きるを満たす”劇場創生が幕を開ける】

文化が持つ力を未来へ、心をつなぐ場所としての“夢”
私は心理師でもあり、心理学の勉強を通じて社会的、身体的、精神的健康がどのように相互作用し、豊かな暮らしを作り出せるかを考えるようになりました。それが今回の企画とつながり「国民の文化的健康に繋がる劇場を創生したい」という夢になりました。
この劇場への想いは、子供からシニア世代まで、あらゆる年代の人々が制限されることなく文化的な体験を通じて、笑ったり泣いたりなどの感動を共有することで健康につながっていくことを目的としています。
「予防医療の枠組を身体的健康だけに留めず、文化的体験を通じて健康を支える」そんな考えを持つ企業があればいいな、それが自分の会社だったら尚いいなという思いもありました。桜十字が社会に残す「劇場」が100年も200年も文化として残っていくと嬉しいですよね。
実体験から生まれた夢
私は奄美大島出身で、映画館すらないところで生まれ育ちました。奄美は今も私の原風景ですが、上京した時に感じた東京から発せられる文化のパワーがとても強く、魅力を感じたのを覚えています。今でも劇場に行くことが好きで、色々なジャンルを観に行きます。重たいテーマの時は「どうしてこの劇を観にきたのかな?」と、集まった人たちを少しだけ観察する事もあります。

人と人とのつながりが社会的な健康に
桜十字が大きくなってきた今、みんなが同じ方向を向くことも大切ですが、イノベーションを起こすためには各自が自分の考えを持っていることも重要だと思います。今回の企画には「誰でも夢を気軽に語っていいよ」というメッセージがあったと思います。いい考えを持っていても、周りに伝えられないのはもったいないことです。伝えることで人とつながり心豊かな暮らしになり、そしてそれが社会的な健康にもつながると思います。

インタビューを通じて
河野さんの温かい人柄と、「あらゆる年代の人々が文化的な体験を通じて感動を共有する場所」という言葉から、河野さん自身のこれまでの学びと様々な経験を感じました。常に学び続け、単に身体が健康ということだけでなく精神的・社会的な健康を大切にすること、そして、物事を難しく考えすぎず、自然体で自分の思いや夢を表現することの重要さも教えていただきました。今回の受賞、本当におめでとうございます!