医療・介護・予防医療を軸にウェルビーイング・フロンティアを目指す桜十字グループがJR九州グループと共同開発した「りすのこスクエア」では、地域と共に新しい街づくりを目指し、賑わいの拠点として様々な取り組みを行ってきました。この度、新たな試みとしてアートを活用した街づくりプロジェクトが始動します。
その名も「りすのこ壁画アートプロジェクト」。
本プロジェクトは、福岡市中央区の「りすのこスクエア」に隣接する「すのこ体育館」の駐車場壁面を活用し、福岡を拠点に活動するアーティストmaruiko氏と簀子地区の住民が共創する、地域一体型の大規模アートプロジェクトです。
九州産業大学の学生ボランティアも制作に加わり、約1世紀にわたり地域を見守ってきた旧簀子小学校(1912年開校)の跡地という歴史ある場所で、地域に根差した壁画アートを共に作り上げます。
壁画のデザインは、アーティストと地元住民がワークショップを通じて簀子地区の歴史や思い出を語り合いながら決定。完成は2025年10月頃を予定しており、住民が直接色を塗ったり、筆入れに参加することで、地域への愛着と未来への希望を込めた、新たなランドマークとなる壁画アートを完成させます。
りすのこスクエア公式ウェブサイトやSNS等で随時情報更新していきますので、是非お楽しみに!
壁画アート完成までのスケジュール
7月8日 | 簀子地区住民から話を聞くワークショップ 住民とアーティストmaruiko氏との初顔合わせ&簀子地区を紹介 |
8月中旬 | 原画案作成&決定 ワークショップから得たイマジネーションを基に原画案作成 簀子地区住民らと共にどの原画にするか決定 |
9月~ | 壁画本制作 九州産業大学学生ボランティアの手を借りつつ足場を組んで壁画制作 |
10月中旬 | 仕上げ&完成&お披露目会 最後の仕上げとして、地元住民(自治会、幼稚園児等)を招いて 色付け・筆入れをして完成 完成お披露目会 |
アーティスト紹介

maruiko
福岡県出身。2007年よりイラストレーターとして活動スタート。ゆるっとほわっと、時にたのしく、時に切ないイラストを描く。展覧会などで作品を発表するほか、様々な媒体でイラストやデザインを手がけている。現在は山に囲まれた田舎町を拠点に活動中。

◎maruiko氏 ごあいさつ
本プロジェクトにお声がけいただいたことがとても嬉しく光栄です。簀子地域の皆さまに歴史や思い出を伺った後に自分の中からどんな作品イメージが湧くのか、皆さんと一緒に描く絵がどんなものになるのか、そしてどんな交流が生まれるのか今からとっても楽しみです!関わった皆さまの宝物になるように、楽しくかつ熱い気持ちを持って取り組みたいと思います。
◎maruiko氏 選出理由
maruiko 氏の作品は、明るく温かい色使いと、地元の風景や動物たちをモチーフにした親しみやすい絵柄が特徴で、豊かな自然や、そこで暮らす人々の穏やかな日常が、優しくユーモラスなタッチで表現されています。そういったmaruiko 氏の作風が、簀子地区やりすのこスクエアの理念にも合致すると判断し今回選定となりました。
プロジェクトメンバー
主催 | 株式会社桜十字 |
アーティスト | maruiko |
キュレーター | 城野敬志(アートディレクター) |
企画協力 | 国本泰英(九州産業大学講師/アーティスト) |
制作協力 | 九州産業大学学生ボランティア |
提供 | 株式会社福岡ペイント |
協力 | 簀子自治連合会、JR九州グループ、FaN(FukuokaArtNext) |
後援 | 福岡市 |
壁画アート場所
りすのこスクエア内、すのこ体育館駐車場壁面にアートを描いていきます。


私たち桜十字グループは、『ウェルビーイング・フロンティア』の理念のもと、医療・介護サービスの提供のみならず、地域社会の一員として、皆さまが心豊かに安心して暮らせる街づくりに貢献したいと強く願っております。今回のプロジェクトを通じて、私たち桜十字が目指す「ウェルビーイング」な世界の実現に向けて一歩近づけたら嬉しく思います。
これからも地域に根ざした活動を大切にし、皆さまの笑顔と健康、そして豊かな生活を支えるため、街づくりや地域貢献に積極的に取り組んでまいります。
maruiko氏や九州産業大学の学生ボランティアらが「すのこ体育館」駐車場壁面 で壁画制作を行う様子を、どなたでも自由にご覧いただけます。地域に新たな彩りが生まれるこの機会に、ぜひ足をお運びください。
今年の10月に完成する「りすのこ壁画アート」を楽しみにお待ちください。
◎りすのこスクエア(福岡市中央区)がグランドオープンの記事は こちら >>>
◎ 当記事のプレスリリースは こちら >>>